柔術のルールを知ろう!ペナルティー編(戦意の欠如)

柔術のルールについて、大まかに書いてみようと思う第3弾。

前回は反則行為における「ペナルティー」について書きましたが、今回は戦意の欠如における「ペナルティー」についてになります。6.5.1 戦意の欠如(ストーリング)は、競技者が試合において明らかにポジションの進展に従事しようとしない場合、または対戦相手が前記の進展を完遂しようとするのを、競技者が妨害する場合をいう。
例えば、クローズドガードの中にいるトップポジションの選手がボトムの選手を押さえつけるだけで、攻撃をしようとしていないような状況を指します。

6.5.2 試合において両方の競技者が、同時にあらゆるポジションで戦意の欠如(ストーリング)を示す。
例えば、Wガードの状態でどちらも仕掛けずに様子を見ているような状態を指します。

6.5.3 両者が同時にガード引き込んだ場合、審判員は20秒のカウントを始める。20秒が経過した時に、たとえ両者が動いていた場合でも、どちらの競技者も上のポジションに移行せず、サブミッションの形に入っておらず、得点ポジションに近づいていなければ、審判員は試合を中断し、両者にペナルティーを与え、立ち技から試合を再開する。
上記(6.5.2)のような状態となった場合に発生するペナルティーです。
審判員の判断によって、膠着とみなすケースが異なる場合もあります。

6.5.4 ただし、競技者がマウント、バックコントロール、サイドコントロール、またはノースサウスポジションにいる対戦相手からの攻撃を防御している場合は、戦意の欠如(ストーリング)とはみなされない。
ディフェンス側については、ペナルティーの対象外となることを指します。
クローズドガードやマウントポジションの場合はボトムの選手は対象外です。

6.5.5 一方の競技者が、マウント、またはバックコントロールにいる場合、そのポジションを技術的に維持する限りは、戦意の欠如(ストーリング)とはみなされない。
マウントやバックをキープしているだけではペナルティーとなりますが、関節技や絞めのアクションをしている場合は膠着とみなされないことを指します。

絶対柔術