柔術のルールを知ろう!ポイント編

柔術のルールについて、大まかに書いてみようと思います。

柔術の勝敗は「1本での決着」「ポイントでの決着」「レフリー判定での決着」となります。

1本を取って勝てればいいのですが、なかなかそうもいかないことが多くポイント決着・判定決着することの方が多いと思います。

今回は、ポイント決着のポイントについてをまとめてみます。

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ポイントとは?

柔術は極め・絞めで1本を取る以外にポジショニングで相手を制するということを評価するスポーツです。

良いポジションを取るごとに加点されていき、タイプアップした際はそのポイント数を争うことになります。

各ポジションによるポイントを紹介

★どのポジションも3秒以上ポジションをキープしないとポイントにはなりません。

2ポイントが入るもの

テイクダウン

柔術はスタンドからはじまります、テイクダウンをするか?引き込むか?で寝技に移行するようになります。
タックルまたは投げ技で、相手を倒すと2ポイントが入ります。
引き込む相手に合わせてタックルをして2ポイントを狙う場合もあります。
昔は投げが綺麗に決まると2ポイントが入るルールだったりしたのですが、今では3秒キープが必須です。

スイープ

スイープは上下体制が決まった状態でボトムの選手がガードに入れた状態から、上下入れ替わったら2ポイントとなります。
ガードに入れた状態というが根本にありますので、パスガードをされた状態から鉄砲返しなどで、上下入れ替わってもポイントにはなりません。
但し、ガードからの動作で両者起き上がった際にボトムの選手がズボンを掴んだまま攻防して、上下入れ替わった場合は、スイープの2ポイントが入ります。
ズボンを離して、スタンド状態からタックルまたは投げで上下が決まる場合は、テイクダウンとしての2ポイントになるはずです。

ニーオンベリー

ニーオンベリーは「ニーオンザベリー・ニーインベリー」など、複数呼び方がありますが、今回はニーオンベリーでご紹介。
パスガードをした後に行うポジショニングになるのですが、相手をサイドから抑え込んだ状態で片方の膝を相手の腹部に乗せて、もう片方の膝はマットにつかないようにした状態をキープすることで2ポイントがもらえます。

3ポイントが入るもの

パスガード

パスガードとは、ボトムの選手が取るガードを外して、サイドポジションに移行することを言います。
相手の両足が自分の胴体または足に絡んだ状態から脱することが出来れば、パスガードとなります。
サイドポジションだけではなく、上四方(ノースサウスポジション)でも可です。

4ポイントが入るもの

マウント(バックマウント)

相手が「仰向け」または「うつ伏せ」の時に、両足で跨ぎ馬乗り状態になった場合のことをマウントと言います。
マウントを取ると4ポイント入ります。
うつ伏せの状態でマウントをキープしてから、自分の両足を相手の鼠径部に当てて更にキープを行うと次に紹介するバックコントロールのポイントが入ります。

バッグコントロール

相手の背後について、自分の両足を相手の鼠径部に当てて状態をキープすることをバックコントロールと言います。
バックコントロールを取ると4ポイント入ります。
バックコントロールで注意することは、両足を相手の鼠径部に当たっていないとポジションが成立しません。
シングルバックで相手をコントロール出来ていても、相手の胴に4の字ロック決めてポジションキープが出来ていても、ポイントになることはありませんのでご注意ください。

アドバンテージについて

アドバンテージとは、わかりやすく言うとポイントや極めきれなったけど、「惜しかった」を評価する数値になります。
極めや絞めでいい形にはなったけど、相手がうまく逃げてしまった場合にアドバンテージが入ります。
ポジショニングでもパスガードをしたけど、3秒キープできずに戻されてしまった場合にアドバンテージが入ります。
ようするにレフリーが「惜しい」と思ったときにポイントではありませんが、加点されるものになります。

ペナルティー(ルーチ・ファルタ)について

ペナルティーが累積するとアドバンテージやポイントが相手に入ります。
ルーチ1→なし
ルーチ2→相手にアドバンテージが入る
ルーチ3→相手に2ポイントが入る
ルーチ4→失格
となります。

ルーチ

ストーリング(膠着)を誘発した選手に出されるペナルティー
比較的トップの選手に入ることが多いですが、両者またはボトムの選手がしがみついてなにもしないだけの状態だったりすると出ることがあります。

ファルタ

反則行為を行った場合に出されるペナルティー
スタンド時の場外逃避、袖や裾の中に指を入れるなどの反則行為の際に適応されます。
白帯の飛びつきクロス・飛びつき十字・飛びつき三角は反則行為のため、ペナルティーとなります。

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