白帯でプロファイターは出ていいのか?

先日、沖縄で行われたDUMAUに山本アーセン選手と山本美憂選手が白帯でエントリーしていました。

果たして、プロファイターは白帯で柔術の試合に参加が出来るのでしょうか?

結果としては、ASJJFルールに則り参加不可となったようです。

断固拒否した橋本欽也さんのツイートより

それでは、他の団体・大会はどうなっているのでしょうか?

■JJFJ
残念ながら、ルールを記載しているページに当該についての記載がありませんでした。
もしかすると、問題なく出場が出来てしまうかもしれません。
http://jjfj.org/about/rule

■JBJJF
IBJJF認定の国内メジャー団体と言ってもいい、JBJJFですがプロの参加に関して許可をしています。
IBJJFは許可をしていませんが、JBJJFはローカルルールとして許可をしているのが現行のルールとなっております。
ルールブックの38ページ目にある5.5 柔道の黒帯、レスリングの実績がある競技者*、オリンピックまたはグレコローマンスタイルのレスリング経験
者、プロMMAの競技者は、白帯として大会に参加することは禁止されている。
* アメリカでは大学レベル以上の大会、その他の国では全国レベル以上の大会の出場経験。
こちらの記載ですが、IBJJFのルールとしての記載となります。
JBJJFはルールブックのリンクを貼っているページに– 一般競技の綱領(5.5)で制限された競技者が、白帯として大会に出場する事を認める。
という表記を行っており、JBJJF主催の大会では出場を認めている旨を記載しています。
後は各所属の道場長や代表者の方の判断となります。

■白カニ・色カニ
募集要項に以下の記載がありました。
2)白帯の参加資格について
柔道やレスリングで、予選のある全国大会への出場経験がある選手は、白帯での大会参加はご遠慮下さい。
総合格闘技のプロ経験者は「白帯で出場して良いか」を所属道場の先生に確認下さい。
総合格闘技のプロ経験者で先生がいない方は、申込フォーマットの備考に戦績をご記入下さい。
戦績によっては白帯での大会参加をご遠慮頂く可能性があることをご了承下さい。
白帯で出場することを許可はしていないという内容になるのかなと思います。
一概に不可ではなく、所属の先生への確認またはこれまでの戦績を主催者に伝えて判断を仰ぐ形となっています。

調べた結果、ASJJFのみが参加を認めていないという結果となりました。

プロファイターの白帯参加がいいのか?悪いのか?というのは、それぞれの判断だとは思いますが、私だったら試合にエントリーしていて、後からプロがエントリーしてきたらやる気がなくなってしまう可能性もあるのかなと思います。
逆にそれをやる気に変える人もいると思いますので、どちらがよいのかは判断難しいですね。

ただ、言えるのは国際基準となっているIBJJFが許可していないのであれば、許可しないのがベストではないかと思います。
無駄にローカルルールを設ける必要はないと思います。
特に今年に入って、各大会の参加人数はこれまでよりも増えているので、少数のプロファイターに向けて門を開くよりも、一般の参加者が入りやす門にした方が確実に今後のためになるのではないかと考えます。

追記(2017/06/22 10:00)
ASJJFルールにて、どの項目がプロファイター参加不可を示していたか
サンドバッギング
サンドバッギング サンドバッギングとは、競技者が自分の実力や帯色とは異なるトーナメントに申請することである。SJJIF 公認大会では、サンドバッギングは認められていない。すべての競技者の帯色は、所属道場やコーチ、過去の大会結果などから調査される。SJJIF では、柔道の黒帯とブラジリアン柔術の白帯との対戦を許可していない。サンドバッギングを避けるため、SJJIF 公認の同名大会で 2 度優勝した競技者は、同じ大会に再度出場することはできない。なお、黒帯は除く。

こちらの記述が今回の件に該当したものを判断しております。
ただし、明確にプロファイターが不可という記載にはなっておりません。

絶対柔術